伝承される技とそれを管理するシステム。
創業以来100年余り、お客様の信頼にお応えするために、菅組が継続してきたことがあります。それは、「みずからの手でつくる」こと。 現在、菅組には、社寺から住宅、RC、鉄骨まで手掛ける大工職などの直雇技能スタッフが自社に在籍しています。 技能スタッフの専属化は、積み重ねてきた技術を、次の世代に引き継ぐために必要なシステムであり、 また「手」の技術を後世に残していくことは、私たちがつくった建築と地域への責任です。技術者を養成することで、高齢化が目立つ職人たちの技術の継承にも努めています。
現在菅組が要している技能スタッフたちは25名、うち建築大工が16名（2014.1月時点）。毎年、18歳から23歳の若者たちがものづくりの世界を志し入社していますが、こうしたものづくりの技を育てつつ、社外の協力業者も含め、組織で管理する体制をもっているのがわたしたち菅組の強みでもあるといえます。
すべてはお客さまの深い満足のために。
建築の仕上がりは、設計とともに現場を管理するスタッフの善し悪しで決まると言っても過言ではありません。職人に任せきりにせず、自分が指揮者となって工事を進めていくことができるか、どうすれば不具合がなく使い勝手が良くなるか、きれいに納めることができるかなど、現場監督にはひとつひとつ熟考して工事を進めていくことが求められます。菅組では、社是である「計画・誠実・行動」に基づき、確実に現場を進めていきますが、その「現場管理力」は多方面から高い評価をいただいています。お客様に「菅組に頼んでよかった」と深く満足していただくために、菅組の現場管理スタッフは日々考え行動しています。
徹底した社内管理
菅組では、個人のスキルを高める一方で、組織としてさらにレベルの高いものに仕上げていく仕組みを持っています。それは徹底した社内での管理システム。各工程ごとに専門スタッフによる社内検査を行っています。個人の勘や経験を組織としてのノウハウに昇華させ、精度の高い施工を実現します。
