自然と暮らす家づくり
わたしたち菅組が目指す家づくり、それは自然と寄り添う暮らしが似合う住まい。季節の移ろいを感じながら、自然の力を上手に活かし、自然に感謝しながら生活する生き方です。
自然力を活かす
太陽の光と熱、風、雨水など、自然がもたらしてくれる様々なものは、時に脅威となることもありますが、心地よい暮らしには欠かせない存在です。自然力をたくみに暮らしに取り込むこと…、それがこれからの住まいには求められます。たとえば、太陽熱で家全体を暖房できるOMソーラー。どの家にも分け隔てなく降り注ぐ太陽の熱を利用するそのシステムは、優れた経済性だけでなく、新鮮な外気を取り入れることによって心地よい室内空気質を確保できる、家族にやさしい家づくりでもあります。
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最小単位から考える環境づくり
わたしたち菅組は、身近なところから環境を考える方法のひとつとして、ビオトープづくりを提案しています。自然の営みは、ひとつの大きな巡りの輪でつながっています。私たちの日々の暮らしの営みもまた、この輪の中にあります。
生態系の最小単位ともいえるビオトープは、そんな意識を高めてくれるもの。健やかでやすらぎのある生活が、自然にとっても健全なサイクルとなるように、人と自然のつながりを考えたいと思っています。
木を循環させる
木は、再生し循環できるとても優れた素材です。古材を再び家づくりに活かすこともできますし、最終的に燃料として利用すれば化石燃料の消費を抑えることができます。人工林は計画的な間伐など人の手が入ることにより、森林の健全な生態系を維持することができます。わたしたち菅組は、「植える」「伐採する」「使う」「再利用する」「使い切る」という循環を企業としての取り組みのなかで実践しています。
■植える【鎮守の森PROJECT(一坪鎮守、三本木鎮守)】
当社の創業100周年事業として植物学者、宮脇昭先生のご指導のもと、本社の周りに潜在自然植生の苗木を5000本以上植樹したことをきっかけに、住宅をお引き渡しさせて頂いたお客様に「シイ・タブ・カシ」の3本の苗木を「三本木鎮守」として植えさせて頂いております。
■伐採する【仲南の森 大黒柱伐採ツアー】
毎年11月に開催される「大黒柱伐採ツアー」では、これから住宅を建てられる方の目の前で、大木が自分たちの家の大黒柱として伐採される瞬間を見学して頂くイベントです。このイベントを通して山のこと、家づくりのこと、そして環境のことを考えて頂くきっかけとして開催しております。
■使う【地元の木材をできるだけ使用】
菅組では、できるだけ近くの山の木を使って家を建てることを提案しており、四国の木や香川の木を使うことをおすすめしています。
■再利用する【古木里庫での古材販売】
解体される建物から古材を集めて、再び活躍の機会をつくるために「古木里庫」を設立しました。
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■使い切る【薪ストーブの薪として】
役目を終えた木は薪として、最後の最後まで大切に使うことを考え、薪ストーブを提案します。